先週の月曜日(6月29日です)から昨日まで海外へ出張でした。
初めての南半球、オーストラリアへ行って来たのでした。
季節が日本と反対で冬真っ盛りでした。
今回はシドニー経由で更に飛行機で約2時間、アデレードという町にずーーっと滞在していました。
早朝6時半にはお仕事に出発、夕方6時過ぎまでハードな時間を過ごしてきたのです。
観光案内はその筋の専門家がいますから、それはお任せしてとりあえず美味しい物の話から。
今までの出張では美味しいものは食事でも何でも遠慮なく写していましたが、今回はおもてなしが入ってしまい隙を見て数枚のショットのみですが、話の種に。

アデレードには30日の午後到着したのですがご覧のとおり冬の嵐でした。
帰る前日まで台風並みの低気圧が通過したためこんな横殴りの雨が降り続いていました。
本来なら、アデレードは地中海性気候で冬でもあったかいのです。
風で葉っぱが左の方に激しくナツメヤシの木が。
真冬でも朝夕が5~10℃位、昼間は15℃位まで上がるので風さえなければスーツ一張羅で問題なしでした。
ちなみに、もしかして釣りができるところがあったらと、着替えは冬の小畔川スタイルをそのまんま持って行ったのです。

行き帰りの機内の食事、美味かったですよ。
これは帰りの食事ですが、ほっぺたが落ちそう。

アデレード地ビールです。
毎晩違った種類をゴクゴクいただきました。
なかなかいけます。
日本のラガービールと似たような味でした。

オーストラリアの料理を食べたいと言ったらこれが出てきました。
この国の人は何かあると外でバーベキュー、肉が基本形です。
この肉は200gをお願いしました。
メニューには2kgから200g単位で出てきます。
今回は一番小さい奴をオーダー。
焼き方はと聞かれるんですね。
そんなもん知らん。
とりあえず、ミディアム。
これが失敗でした。
ここではしっかりとこんがり焼いて食べるのが当たり前なんだそうです。
どうして?
放し飼いの牛の肉なので、寄生虫とかが怖いのでよく焼いて食べるのが常識だったのです。
最近は飼料管理がしっかりしており乾草だけで育てたもの、配合飼料、青草で育った物とかメニューが沢山ありました。
ここのレアーが日本のミディアム。
この外にサラダがあってスープがあって、デザートまで、当然ワインは何種類か飲みますよ。
お腹ぽんぽこりん。

ちょっとおしゃれなデザートです。
最近は日本でもこじゃれたイタリアンレストランで食べれるそうですが、田舎もんの私は初めての経験でした。
アイスクリームにエスプレッソコーヒーを食べる時にかけます。
そして、更にリキュールを上から注ぎます。
これが美味いのなんのって、また食べたい。
移民の国ですからこの国特別の料理というのはないのですが、中華、イタリア、メキシコ、何でも美味しかったです。
また、これが本格的なんです。

仕事が終わって最後は、ワインを造っているところを梯子してしまいました。
ワインのテイスティングです。
当然、ただですよ。
何種類も味見をさせてくれます。
私はワインの味が判らないので安い500円ぐらいのワインが甘くて美味しい、高い赤ワインは泥臭くって渋くって美味くないといのが個人的な評価だったのでしたが、変わりました。
美味いものは美味い。
なんと一本1000ドルとか凄いのがあるんですね。
誰が飲むんでしょうか。
5けん回ったら出来上がってしまい気持ちいい。
昼酒は効きます。

お土産に頂いたワインです。
釣り好きの親父で、左の白はPIKEです。
パイクの絵が書いてありました。
オーストラリアにも居るんですね。

やっぱり最後はお約束の釣りでしょう。
アデレード市内はノースアデレード(旧市街)と新市街の間に公園がありここにこんな小川が流れているのです。
宿舎はノースアデレード、メルボルンSt.でしたから歩いて直ぐそこ、最終日に天候が回復したので8時からこの川を遡ってみました。
遊歩道になっており散歩、駆け足、自転車とひっきりなしに後ろを通って行きます。
いい感じでしょう。
なんかが居そうですよね。
ところが、ここから1時間上流へ左岸を帰りは右岸を下ってきましたが、魚は見えなかった、当然ライズも無しでした。
川沿いにはいろいろな鳥がいます。
これが逃げないんですよ。
人懐っこくてね。
これぐらい魚がいれば良かったのですが。

遂に巡り合いました。
アデレードの釣り人です。
この方、鯉を狙っていました。
オーストラリアにも鯉は居るんですね。
投げ竿で浮釣りをしていました。
ウキ下を50cmぐらいで練り餌をつけていました。
「おはよう、どんな具合、釣れてる?」
「全然、朝一からやってるんだけど当たりもないんだよ」
「他になんか釣れる魚はいるかい?」
「鯉しかいないよ。」
「どこから 来たの。」
「川越から来たんだよ」
「オーストラリアにそんな場所はないよ。」
「日本から釣りに来たの、ほら、釣竿だって、フライだってあるだろ」
「なんだ、それ、変わってるな」
「これはな、テンカラって言うんだ、日本のフライなんだぞーー、すげーだろう」
「ちょっとやってみて」
「ちょっとだけよ」
釣れないテンカラを振ってみたアデレードでした。
たぶんこんな会話だったのでしょう。
身ぶり手ぶりで言葉は上手いこと通じなくても釣りバカはバカ同士、通じるものがあったようでした。
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テーマ:オーストラリア - ジャンル:海外情報
- 2009/07/08(水) 10:42:28|
- 海外
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6
jetpapaさん、こんばんは。
暫く、更新されなかったので、???っと思っておりましたが、
オーストラリアですかぁ~・・・・
食い物、美味そうですね。ずるい・・・・ ^^
オイラもずいぶん前に1回しか行ってないのですが、向こうでは夏前くらいで、
毎晩、カニ、エビ、カジノ、時々、駝鳥、ワニといった感じでした・・・・
先ずは、無事、帰還。お疲れ様でした ^^b
そうなんですよね。
ニュージーランドとか、オーストラリアって、竿持って行きたくなりますよね。
冬なんで、ハッチしてないところが、ちょっと、残念かもしれないですけど。
結構、サーモンとかトラウトとか、イメージ膨らんじゃいますよね。
しかし、飲み屋みたいな感じで、すぐ、地元の方と仲良くなれるのは、
手振り、身振りは、ちと、謎ですが・・・・
やはり、なんと言っても、釣り人共通の特権なんでしょうね ^^
今度は、是非、日本産(jetpapa産?)のマスタードとか山菜とか、持って
行ってみてはいかがでしょうか?
海外、ここ数年、行ってないです><;
あぁ~、久々に行きたいです・・・・
- 2009/07/08(水) 20:53:43 |
- URL |
- こげだし紋次郎 #-
- [ 編集 ]
もんじろうさん こんばんわ
今回の出張は休む暇なし、天気はグズグズで最後の一日がやっと息抜きとなりました。
アデレードは海の側、釣りは海だそうで、こんなところで釣ってる奴なんかいないんだそうです。
そんな中で鯉釣り、この方も獣偏でしたね。
アデレードは海に面した街ですが魚介類はほとんど無しで肉ばっかりでしたよ。
海岸は湿地帯でマングローブが群生していました。
意外と遠浅の海岸線で一寸眼に釣れそう、船ですっ飛んで行きたかったです。
きっとマングローブの根本には大物が潜んでいたと思います。
ちなみに鯉釣りの獣偏によりますと、トラウト類はもっともっとずーーーっと西の隣の州まで行って湖で釣るのだそうです。
一日走ってもまだその湖には到着できないほどずうっと西にある湖なんだそうです。
此処も行ってみたかったな~。
- 2009/07/08(水) 22:28:14 |
- URL |
- jetpapa #-
- [ 編集 ]
jetpapaさん、おはようございます。
今回は南半球とのことで、お疲れ様でした。
僕も以前、霞ヶ浦でバスを釣っているアメリカ人にいろいろと聞かれ、片言の日米語でもコミュニケーションがはかれたのを思い出しました。
釣りバカは万国共通ですね^^;
- 2009/07/09(木) 06:06:56 |
- URL |
- しげ #e6ZOnptg
- [ 編集 ]
おはようございます。
オーストラリアは行ったことが無いので興味深く拝見しました。
日本から出るとまた特別な経験が出来ますね。
オーストラリアで釣りと聞くとクルーザーに乗って豪快に巨大魚ってイメージですが鯉もいるんですね~(^^;)
釣り方も当たり前ですが日本と同じようでなんか意外な感じでした(笑)
- 2009/07/09(木) 09:22:47 |
- URL |
- ティーグ #ZN1EW8ls
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しげさん おはようございます。
獣偏は何処にでもいるんですね。
言葉が通じなくとも何となくわかってしまうんですね。
海の側なのに小川で鯉釣り。
マニアックと言うか、ちょっと変な奴でした。
私も出張先で釣っていると変な奴と思われているんでしょうね。
- 2009/07/10(金) 05:33:11 |
- URL |
- jetpapa #-
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