小畔川通信

 川越市内を流れる小畔川の日々その他をお伝えします。

水上公園で沢山釣りたい! その4 沈めての釣り

 具体的な釣り方です。
 イメージが大事なので1の説明9のイメージで釣り方を完成してください。

 沈めての釣り(ガン玉無し)

 これは表層から底まで探ることができます。
 流れがある場合は、魚が着いているところを探し、ポイントに向かってテンションを調整しながらピンポイントで流すようにします。
 これは少し難しいのですが慣れれば大丈夫です。
 フィールドでの釣りは障害物があったり水流が変わったりその場所、場所で条件が違いますからこの釣り方をマスターする必要があります。

 流れるプールを例に釣り方です。

 魚の着いている場所は良く判ると思います。
 最初の立ち位置は何処の釣り場でも同じですが岸に近寄らないことです。
 管理釣り場でもフィールドと同じで岸際に魚が着いています。
 目の前にも沢山います。
 直ぐに水面に近づく方がほとんどですが、これで魚を散らしていることが多いのです。
 なかなか気がつかないことですがこれって大事なんですよ。
 特に水面直下、ドライの時は気を付けましょう。

 流れの下流45度を基本として釣ります。
 状況(水流、濁り、タナ)により正面から45度の範囲にキャストです。
 できるだけ距離を取れる方が探る範囲が広くなります。
 キャストをしたらフライが沈むまではライン先端、リーダーを注視します。
 ここで、不自然な動き(急に止まったり、動きが早くなったりします)をしたらあわせてみます。
 何もなければそのまま沈めていきます。
 どこまで沈めるか、狙うポイントは何処かによりメンディングが必要になります。
 近くから底を狙う場合はメンディングをしないと直ぐにテンションがかかってしまうので底まで沈みません。
 または沈む距離を考えて上流にキャストです。
 遠くの場合は遠目に沈めてメンディング、できるだけ自分の正面より外側を流します。
 テンションがかかるとターンが始まります。
 ラインが張られると遠目から自分の立っている岸側にラインが移動してきます。
 ここで、水平のターンと垂直のターンが開始されます。
 テンションのかけ具合で、底から表層までの動きをフライがします。

 最初はわからないので自然に何もせずターンを開始します。
 通常はここで釣れる確率が一番高いのです。
 一定の動きから横へ、底からゆっくりとした浮上。
 魚にとってこれはたまらない動きのようです。
 右手にロッド、左手にラインを持ってコントロールをするのです。
 ターンが終わったらゆっくりラインを手元に手繰ります。
 この瞬間も釣れる確率が高いです。
 その後、右手一杯大きくたぐったら緩めます。
 この操作を一度入れてみてください。
 フライが浮いて次は自然に沈みます。
 沈んだらまたラインを手繰ってきます。
 この時のスピードは日並によりますが、基本は秒速30㎝??を基準に早めたり遅めたり。
 お好みでその日のパターンを探してください。
 この繰り返しです。

 これを手前から遠くにキャストごとに距離を伸ばして行きます。
 そして、また手前から始めます。
 こうやって魚の釣れるところを探しながら、釣れたらその場所を中心に。
 そして、スレる前にポイントを移動していきます。

 水流がないところでは直線の釣りになります。
 しかし、工夫次第では面も探ることができます。

 この場合はラインを引く速度を変えます。
 大きく引いて止める。
 この繰り返しで面を探ります。
 また、引く速度で棚を変えます。
 どちらが難しいか?
 僕は止水のほうが難しいような気がします。

 水車周りの釣りは一番面白い。
 各プールには何か所か水車が入っています。
 ここの釣りはメンディングにかかっていると思います。
 何もしなくても流れを横切らせることで、自然にターンが始まり釣れますが、思った棚を探しながらの釣りは楽しいです。
 また、水流の中心、水車からの流れ出し直後は魚が浮いていることがほとんどです。
 フライが着水した瞬間にバシャっと出る感じが何とも豪快で大好きなんです。
 注意深く観察しないと見逃しますよ。
 白波の間に魚が出ます。
 瞬間のあわせが一番ですが感覚が変と思ったら少しテンションをかけると判りますから、ここの場所もチェックしてください。


 沈めての釣り(ガン玉アリ)

 この釣りは浮くフライを使います。
 比重が1よりも小さいフライです。
 フォーム剤を使ったメインテナンスフリーのフライがおすすめです。
 
 ティペットにガン玉を付けてその先にフライです。
 ガン玉とフライの間隔、ガン玉の大きさについては水流により、タナにより異なります。
 基準パターンはフライの手前30cm程度にガン玉Bを付けます。
 どんなものでも大丈夫です。
 市販のエサ釣り用のガン玉セットが重宝します。
 これは3Bから3まで大きさの違ったものがセットで入っています。
 そして、安価!
 200円も出せば特売品が手に入ります。
 カラーガン玉は20個500円とか、高いですね。
 ガン玉を付けるところにノットを作ります。
 単純に一回ひねりの結びで大丈夫です。
 これで、ガン玉が移動しません。
 ハリスは0.8号ですから結び目が何か所かできても50cm以下の鱒はやり取りがしっかりできれば手元に寄せることができます。
 
 キャストはガン玉を付けない時と同じです。
 同じところを狙ってのキャストです。
 しかし、ガン玉が付くと僕は極端にキャストが難しくなるのです。
 当然といえば当然ですが、リーダーからハリスその先のフライに向かってテーパーができることでターンが行われますが、途中にガン玉が付くことで重量の変化が起こりターンの時に仕掛けが絡まりやすくなります。
 また、ガン玉の中心をラインが通らず、外れることにより重心が変わります。
 このため、ガン玉周辺にねじれが発生します。
 ホールを繰り返すとリーダーから先がチリチリになったりノットができます。
 ストレス!ストレス!
 キャストが上手な方はこんなことはないんでしょうが、僕はへたくそなんで、ホールは基本的に作りません。
 ピックアップでそのままキャストなのです。
 このあたりは技術力によりますからご自分の判断でトライしてください。

 前項のとおり狙いどころは同じですが、この釣りは真逆の発想なのです。
 垂直の面を探るのは同じなのですが、止水では底から上を探るのです。
 ガン玉を中心としてフライがアークを描いてゆっくりとガン玉の上まで浮上します。
 この間に食います。
 また、底べったりに魚が着いている場合は、浮き上がってくるフライに興味を持ちます。
 ガン玉からフライまで30㎝ぐらいが棚にもなります。
 放置しても釣れますが、やはり探ったほうが釣れるのです。

 まず、着水です。
 フライがガン玉先行で沈みます。
 魚はガン玉にまず気がつき興味を持ちます。
 活性が高い場合はガン玉に食いつきます。
 そしてフライにも食いつきます。
 ラインの先の変化に注意が必要なのです。
 明確に出ることが多いようです。
 ピュッとリーダーが動きます。
 リーダーが直線に伸びている場合はラインがピュッと動きますので良く判ります。
 ラインにテンションをかけずに、かつ、張る!
 難しいのですが、ウェットの釣りでこれが一番大事なのです。
 アタリが取れない方はこれができていないことが多いように思います。
 テンションをかけずにラインを張る!
 やってみてください。
 この状態を保持できるようになるとほとんどあわせが必要なくなります。
 合わせ切れはありません。
 ラインが勝手に抵抗になり魚の動きに抵抗するので鈎掛かりします。
 大物を釣るときにこれを体得しているとあわてなくて済みます。

 フライが沈んだらそのまま待ちます。
 食わなければ、ラインを大きく引いてまた待ちます。
 水中では重りが着底してフライはその上30㎝ぐらいに漂っている状態です。
 ここで大きく手繰るとフライが重りの位置まで沈みます。
 止めるとまたフラフラと浮き上がり重りの上で漂います。
 この繰り返しでアピールします。

 ゆっくり継続して引いてくると下層を着底させずに探ることができます。
 流れに乗せる場合は、テンションのかかり具合を調整すると緩い波型の動きが可能になります。
 そのまま流しても重りとフライのバランスで、ほかの方が釣らない層を探ることができます。
 この層を流した場合は、全くスレていないので終日食いが立つことがあります。

 この釣り方は京都にある嵐山管理釣り場でKYOTOFLYさんから手ほどきを受けました。
 元々、この考え方を持っていましたが、実際に釣ったことはなかったのです。
 これで釣ってみてと言われて、同じ考えだと思いました。
 しかし、嵐山は環境が少し違います。
 自然湖を利用した釣り場で桟橋の上から釣ります。
 足元からドン深、水深は4mとのことです。
 使用タックルは#8ロッドのシューティングシステム、一番重いシンキングラインです。
 ラインの先端に直接1号のハリスを30㎝程度付けます。
 この先にフォーム剤の浮くフライを付けるのです。
 遠くに投げる!
 底を取るまで待つ。
 ユックリ、秒速5㎝でゆっくり引く!
 1mぐらい引いたら止めて待つ!
 フライはユラユラ浮上。
 食わなければ引く、待つの繰り返しで足元まで。
 これを扇型に続けて魚の集まっているところを探す。
 見つけたらそこを中心に釣りまくりという構図なのでした。

 フローティングラインで下層を中心とした面で探るのが提案するガン玉アリの沈めての釣りです。
  
 
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  1. 2014/11/17(月) 12:51:55|
  2. 水上公園のフライフィッシング
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コメント

こんにちは

こんにちは
フライですよね・・・・
実はジャンル的に最後まで手を出さない釣りが3つあります
①鮎
②海のTOPゲーム
そしてフライです

なぜかというと・・・陥ると楽しすぎて仕事しなくなりそうだからです(>_<)

鮎は夏仕事しなくなりそうだし
海のTOPもしかり
フライに至っては一年中毛鉤をいじってそうで
怖い
ラインを出したり巻いたり・・・

でも楽しそう・・・楽しみはあとまでとっときます



  1. 2014/11/18(火) 09:36:02 |
  2. URL |
  3. yutkun #-
  4. [ 編集 ]

 
 yutkunさん

 フライはハマりますよね。
 僕もエサ釣りを子供のころからやってまして、50を過ぎて覚えたらほとんどエサ釣りをしなくなりました。
 仕事ではバッグの中にルアーとテンカラとフライロッドのどれかを入れていました。
 エサを確保するのが出張先では一番大変ですからね。

 今はいつでも好きな時に釣りに行けますから重宝しています。

 そろそろ始めてもいいのではありませんか?
 楽しみを取っておくと無くなっちゃうこともありますから。
  1. 2014/11/18(火) 10:49:00 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは。
ドライフライの釣りって、ある意味特殊だと思うのです。
フライフィッシングにしかない要素がたくさんありますよね。

管釣は、僕は99%は水中戦になりますから、逆にエサ釣りの経験を…というか、まんまです^^;
エサの代わりにフライが付いてるだけの仕掛けにしてます。
マーカー(ウキ)しかり、リーダーなしのシステム、ガン玉も…
日本の釣りってよくできてますよね^^
  1. 2014/11/18(火) 18:54:19 |
  2. URL |
  3. しげ #e6ZOnptg
  4. [ 編集 ]

 
 しげさん

 ドキドキするんですよ。
 波紋ができたり、ヒラを打つのをみると心がおどります。
 子供の時はどうして水中にすむ魚が飛び跳ねたりするのか不思議でした。
 フライを始めて水面の釣りを始めたわけですが、ドキドキのしっぱなしです。
 管釣りでも水面で釣れればこればっかりです。
 釣れないほうが多いですが。
  1. 2014/11/19(水) 07:25:58 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

じっくり読ませていただいています,感謝!!

チェコニンフシステムも,止水や流れがゆるい場合は,
3つの毛鉤のうち,真ん中をアンカーニンフ(1g)にします。
そうすると,毛鉤の動きが2次元から3次元になるのだと思っています。

違いますか?



  1. 2014/11/21(金) 18:43:07 |
  2. URL |
  3. リョウ #-
  4. [ 編集 ]

 リョウさん

 チェコニンフを紹介した吉田俊彦さんは同じ漁協の組合員ですよ。
 会合で会うことがありますが、チェコニンフの話をしたことはありません。
 僕はやらないのでよく判らないのです。

 共通点は以下に魚の目の前にフライを持っていきアピールするかではないかと思っています。
 
 今回の記事は、管理釣り場で釣れない方を見る時になって気になって、こうしたら良いとか口出しするのもはばかられるので、こんな風にすると釣れるかもしれませんというものです。

 改良点がありましたらお知らせください。
  1. 2014/11/21(金) 21:13:30 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

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