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小畔川通信

 川越市内を流れる小畔川の日々その他をお伝えします。

大人の川遊び 川耕しの楽しみ❗️

 大人の川遊びという標題とした訳は、少し考えることがあり、そのために楽しそうな言葉にしてみました。 
 小畔川の畔に越して来た頃は、オイカワの魚影が濃く、家内、娘にも簡単に釣れるし型も良かったのです。
 ところが、年々オイカワの生息数が少なくなってきたのです。
 あまり気にしていなかったのですが、ここ2,3年の不調は以前の小畔を知っている方から見れば悲惨な状況なのです。
 川鵜なのか、バスなのか、水量なのか鯉が増えたせいなのか?
 どれが原因かは判りませんが確かに少なくなってしまいました。

 漁協にオイカワ、ウグイ、モロコ、クチボソなどの雑魚の放流は可能か相談してみました。
 答えは目から鱗!
 そうなんだと思わず納得してしまいました。

 ヤマメ、イワナの稚魚放流の方が安価なのです。
 雑魚の養殖がほとんどなされていないため、放流用の稚魚調達にはとんでもないお金がかかるということでした。

 それで始めたのが川耕し。
 これは以前、入間漁協が行った魚再棲塾の一授業で体験したものでした。
 自分でやる。
 放流ではなく環境を整えることで魚を増やすと決めたのです。
 以来、釣りをする時の格好は長靴。
 釣りながら川に入って河床をゴリゴリすることにしていました。
 次回、同じポイントに入ると河床を掘り起こして石を動かしたところは絶好のポイントに変わっていました。
 川耕しの効果は以前から実感していた訳です。

 そんな訳で、小畔川で遊ぶ方には長靴で入ってゴリゴリ程度でも構わないので是非川耕しをしていただきたくお願いをしてきたのです。
 しかし、全員がやってくれる訳ではないのでなかなか成果が現れず、数も大きさも悲しいことになってきたのです。


201605282104080e4.jpeg

 これが僕のウェーポンです。
 一大決心で鋤を買いました。
 問題は、お値段じゃなくて体のことなのです。
 腰部椎間板ヘルニア2回、胸椎圧迫骨折1回。
 一時は再起不能と覚悟した時期もありましたが、不思議と復活しました。
 もうこりごりなので重いものは持たない、無理はしないと決めたのですがそうも行かず、できる範囲で本格的川耕しをすると決めてこの三本歯の鋤を買ってきました。
 安いんですよ。
 作業効率は向上!
 当たり前ですね。
 しかし、ツイストで済んでいたものが肩も腰も腕も使います。
 仕事量が半端ないのです。
 石を動かして洗って積みなおす。
 これで始めて産卵床ができます。
 一人で作れるのは3時間で1か所か2か所程度で精いっぱい。
 今までと違うのは産卵床を作る、整備するということなのです。
 川耕しは何年も続けていますが産卵床の構築は今年からです。
 水量、水速、地形、石の大きさ、そしてどのような形に作ればオイカワが喜んで産卵床とするのか?
 初めてのことなので全てが試行錯誤の連続です。
 とりあえずこの鋤を使って作ってみました。



20160528211514661.jpeg

 場所は瀬頭から瀬中としました。
 理由は今までの産卵行動がこの付近で行われることが多かったのを目撃していること。
 釣っているとここが最高のポイントで良型が入っていること。
 特に韋駄天さんはここが大好きなのです。
 
 最初にやったのは、石洗いです。
 雨が降らず、そこはヌルヌルで汚い石ばっかりでした。
 産卵床は綺麗な石でなければだめなのです。
 人工的に作る場合、ユンボで底を均してバラスを運んで撒いています。
 かなり大掛かりな作業が必要なのです。
 先週もテレビで産卵床のことが放映されていました。
 そう、必要なのは作業をする人数と機材なのです。
 それを一人でやったら大変ですが、大人の川遊び!
 こうゆうことなのです。
 楽しみながら、やれる範囲で継続する。
 そう決めたのです。

 僕も漁協の組合員、漁場監視員でもありますが、漁協は全然支援してくれません。
 遊漁料は個人徴取はしません。
 釣り人にはコンビニのチケット販売機で買うか、釣具屋さんで購入してくださいとお願いしています。
 自腹ですから好き勝手!
 ボランティアですから怖いものなし。
 一応、監視員としての数少ない権限はあるのですが、そんなものを行使しようなんてことはこれっぽっちもありません。
 魚が増えて、小畔にやってくる釣り人が来て良かったと思ってくれることが一番なのです。

 さっきの続き。
 石洗いをしたら川耕しです。
 産卵床付近の底をできるだけ深く耕します。
 長靴の時は表面だけでしたが、とりあえず締まって硬くなった河床でも石の層2段までは頑張って耕してみました。
 そして石積み。
 どんなところにどんな具合に。
 判らないので最初の構築はV字型にしました。
 両岸から川の中心に向かって一直線、下流側がVの頂点。
 石はどう積む?
 真ん中に厚く岸に薄く。
 V頂点の下にはまた積んで。
 それがこの画像ですが判らないですね。

 こんなのをここで2か所。
 上流に一か所作ってみました。
 魚が集まってくると嬉しんですがね。

DSCN1681.jpg

 今朝の様子です。
 ここは上流部に作った産卵床です。
 底石はまだ汚れていません。
 魚が沢山ついていました。
 この横が少し深くなって石も沢山入っています。
 小さいのですが昨日いなかったのが今朝は沢山いました。
 産卵するような型は見られなかったのですが、明らかに魚はここのほうが汚い石のところより居心地が宜しいようです。
 石を洗った方が同じところだったら魚が着くということは前から判っていました。

 産卵をするにはどんな条件が良いのか?
 毎日見ていたいし、毎日いろいろな形の産卵床を作って魚の気持ちを知りたいのです。
 
 今は渇水期で丁度良いところになるだろうと予測しながら作っています。
 これから雨が降って水位が上がってくるとここが最適の場所になると確信できるまではいろいろなパターンで作りデータ取得が必要です。
 残念ながらこれはできないのです。
 宮仕えですね。
 勝手に休むわけにもいかず。
 来年は仕事辞めちゃう!
 趣味にまた戻って楽しみに生きる。
 そんな気持ちが、そんな焔が心の奥に。
 探求心と好奇心!
 楽しくて楽しくて仕方がありません。

 夕方は釣りをしよう!


 
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  1. 2016/05/28(土) 22:21:56|
  2. 小畔川
  3. | トラックバック:0
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コメント

お疲れ様です。

昨日は昼間川越に用事があって金堀橋を渡ってるときに気が付きました。
夕方位に耕したであろう場所を覗いたらライズがちらほらと出てました。
その後、吉田下でやってましたがライズも無く…ダメ元でpapa瀬頭にミッジを流したら出るわ出るわ(笑)こんな処に居たんですね…
  1. 2016/05/30(月) 12:15:57 |
  2. URL |
  3. にんにん #hHOgQvKE
  4. [ 編集 ]

 にんにんさん

 パパ瀬頭ですか。
 居るところに居るもんですね。
 この時期、取水で流れが細くなっているので、水垢が泥のように着いているのですが、それが全くついていないところがあります。
 これが、オイカワの大好きなところで、ここを見つけるとウッハウハです。
 今回は実験を兼ねて本格的に川耕しをしてみました。
 翌朝にはどこからかオイカワが集まってきていましたよ。
 週末にはポイント造りに励みます。
 特に瀬がガチガチに固まっているのでここを緩めると大水が出る度に今まで以上に石が動くのでポイントが広がります。
 暫くは大人の川遊びでーす!
  1. 2016/05/30(月) 19:56:37 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

大人の川遊び!ご苦労様です。
昔、ブラックバス「勝手放流」を調べた事が有るのですが、川に関しては遊漁用の琵琶湖産稚鮎にはブラックバス、ブルーギル、ビワコ大ナマズ、クチボソなどが多数混じっていました。
30年も前の話なので、今はわかりませんが、放流によるDNAレベルの種への弊害も懸念されると聞きますから、大人の川遊び!はとても良いですね。
頑張って下さいませ。
  1. 2016/06/01(水) 10:55:54 |
  2. URL |
  3. ルキノ #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

papa瀬の反対側

先程まで長靴でバシャバシャしていました。
備中鍬が無いので、少し掘るような感じでしょうか…
産卵床も数ヶ所作ってみました。
すっぽんがひっくり返って死んでいたのには引きましたけどね
土手に上がって暫く観察していますが、気のせいかライズが増えて来たようにも感じます
でも、やはり鯉は多いですね思わず石を投げちゃいました(笑)
  1. 2016/06/01(水) 12:01:28 |
  2. URL |
  3. にんにん #hHOgQvKE
  4. [ 編集 ]

 ルキノさん

 湖産鮎の放流では混じったいろいろな魚が各地に広がったのは事実です。
 オイカワも湖産鮎の放流に交じって今まで居なかった水系に広がっていきました。
 特に東北の河川は湖産鮎放流が大きな要因のようです。
 台湾にも湖産鮎を空輸して放流しています。
 鮎は上手く定着できなかったようですが、この時に交じったオイカワが元気に繁殖しています。
 ヤマメ、イワナの放流もその水系に居る原種のDNAを守ろうと思ったら水系の魚から採卵したものを放流しなければならないわけです。 
 めちゃくちゃな放流で、かなり雑種が生まれ純潔は人の入らない幽谷深山人知れず隠れるように生息している極一部になってしまったようです。
 こんな難しいことは全く考えていなくて、放流もしてくれないなら少しでも環境を整えて自己増殖を願ったわけです。
 川耕しの成果は、オイカワには直ぐ現れます。
 河床がきれいになると集まってくるのです。
 梅雨明け頃から本格的な産卵が始まるので、それまでにできるだけ広い範囲を耕して行きたいと思っています。
 応援のメッセージありがとうございます。
  1. 2016/06/01(水) 21:07:13 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

 にんにんさん

 お疲れ様でした。
 川に入って踵でゴリゴリやりながら石を動かして綺麗にしてやるとすぐに魚が集まってきたでしょう。
 垢が石についていると虫もいなくなるので当然そんなところには魚は寄りません。
 表面をきれいにして石を動かして隙間を沢山作ると虫も動いてエサも豊富。

 今考えているのは瀬の上から三分の一付近の川耕しを中心にやろうかと思っているのです。
 ここの石を完全に緩めてどかしてしまうとそこから瀬の石が下流に向かって緩むと考えています。
 梅雨に入って大水が出ると瀬の底が崩れて大きく石が動くと踏んでいます。
 川底が動けば生成されるわけで、フワフワの底に変わるのではと持っています。
 
 本格的な産卵床は7月の初めから造成しようかと思っています。
 困ったのは腰が悪くて頑張れないこと。
 少しずつやっていきます。
 本日の川耕し、ありがとうございました。
  1. 2016/06/01(水) 21:16:52 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

上流の様子です。

お久しぶりです。  jetpapaさん
ご苦労様です。 あまり無理はしない程度で楽しくやりましょう。

金堀橋付近の話題でしたので ちょっと上流の方のお話し
日高市の旧407号日高団地入口信号の所の
小畔川本流 数十M先の古い細い橋の架け替え工事を現在やっています。
大昔タモ網で一すくいで数尾の「ハヤ」20CMくらいが入った場所です。
昔の面影はないですが橋が架かれば大体河川関係の工事は終わるかなという感じですかね。
新しい橋脚の工事中で時々濁っています。

最近小畔川を圏央道跨ぐところから ちょっと上流に居ついていたアオサギが少し上流側へ移動してきました。
& たかはぎ幼稚園付近にいるカワセミ(写真を撮っておられる方は3羽とおっしゃっていました)も元気な様子です。
川瀬には時々キラキラとモロコがひらを打ってる様子もあります。

ちょっとだけ上流側の情報でした。

それでは 

相変わらずの県土事務所の工事方法(市かなあ?)
  1. 2016/06/03(金) 09:08:40 |
  2. URL |
  3. こうたろう #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは お久し振りです。

川底の石を綺麗にすると魚に良いんですね。

これを拝見して小学生の頃を思い出しました。
当方は名栗川で同じようなことをしていましたよ。
魚はウグイというのでしょうか
(地元ではハヤとか行っていましたが)お腹が赤くなるやつです。

瀬のようなところにコッペパンより大きめな石を並べます。
低い堤のような感じです。
水はそれを超えてきますがその下の川底を洗面器状に掘って、
底に河原から綺麗な小石を運び並べます。
暫く放置すると産卵に集まったウグイでその部分が黒くなりましたね。

見よう見真似で子ども次のから子どもに受け繋いできた
川遊びだったのでしょうか。

今の名栗川が当時と比べてどうなっているか残念ながらよく分かりませんが、
水量だけは見た目で半分いかでしょうか? 

クキ寄せ(地元ではそう呼んでいました)今もクキ寄せなんていう
言葉があるのか検索してみましたら、ありますね。

お蔭で暫し、子どもの頃の川遊びを懐かしく思い出しました。
  1. 2016/06/03(金) 19:58:48 |
  2. URL |
  3. 奥武蔵の山人 #-
  4. [ 編集 ]

 こうたろうさん

 御無沙汰です。
 楽しんでいますよ。
 産卵床は大水が出て河床が洗われる梅雨明け頃に本格的に作ってみようかと思っています。
 ネットで調べるとコの字型が一番良いようですが、なかなか石を揃えるのは大変ですからね。
 少しずつ様子を見ていこうと思っています。
 一番大変なのは小石を集めて敷き詰めることですがこれは体力的に無理なのなので、コの字枠を石組で作る所までに決めています。
 この時期は瀬頭の少し下の石を緩めることを主に作業をするつもりです。
 長年かかって瀬の石はコンクリートのように硬く締まっています。
 少しずつ緩ませています。
 この作業をやっておくと大水が出た時に石が動いてくれると期待しています。

 そう言えばここのところにごりが入っていました。
 田んぼの戻り水かと思っていましたが、工事のためだったんですね。
 にんにんさんからも情報を頂きました。
 なかなか上流までは管理ができないので情報をいただけるのはとても嬉しいです。
 上流側では毎年20kg程度のウグイの放流があります。
 これはセメント工場からの排水で魚が大量に死んでしまったのでそれ以来放流が続いていると聞いています。
 アオサギは優雅に飛びますね。
 カワセミは愛くるしい。
 イタチも時々出てきます。
 小畔川、大事にしていきたいと思っています。
  1. 2016/06/03(金) 22:27:47 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

 奥武蔵の山人さん

 ご無沙汰しております。
 クキ寄せですね。
 昔は子供が主体で遊んでいたんですね。
 今時の子供さんはこんな遊びはしないんでしょうか。
 漁協ではウグイの産卵床を作っています。
 ユンボで河床を掘って底石を動かし平らに整地。
 その上にバラスを撒いて産卵床を作っています。
 瀬頭から下にバラスの山を作るとそこに集まるようです。
 先週でしたか日曜日に放映されたダッシュ村でこの方法で産卵床を造成しているところと、集まったウグイを簡単に掬い取るところが放映されました。
 水量が少なくなってきたのは確かです。
 入間川本流は5月の田植えシーズンには必ず瀬切れが発生しています。
 今年は瀬切れが何か所かで発生しそのまま解消されていません。
 雨が少なく、利水が多くなってきたためです。
 川は死んでいます。
 早く大雨が降って生き帰って欲しいと思っています。

 明日の朝も楽しみながら大人の川遊びです。
 ついでにオイカワも釣ってくるつもりです。

 川耕しを本格的に始めてから少しワクワクしています。
  1. 2016/06/03(金) 22:41:30 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

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